タ-ンオ-バ-が乱れるとどうなるの?
肌のターンオーバーが乱れると、新しい皮膚と古い皮膚の交代がうまくいかなくなります。
新しい皮膚ができているのに古い皮膚がはがれ落ちなかったり、
反対に新しい皮膚ができていないのに古い皮膚がはがれ落ちたりするため、
肌には次のようなトラブルが起こります。
【はがれない角層が厚くなる】
はがれ落ちるべき古い角層細胞が蓄積するため、角層の一部が厚くなり、
肌の表面に凹凸ができたりザラついたりします。そ
のため、肌の透明感が失われてくすんで見え、老けた印象になりがちです。
【乾燥してハリがなく小ジワができやすい】
ターンオーバーがうまくいかないと肌は乾燥してしまいます。
水分の不足から肌のハリもなくなり、小ジワができやすくなります。
【メラニンが排出されずにシミになる】
紫外線を浴びたことで生成され、細胞に蓄えられるメラニンは、
ターンオーバーのタイミングで古い角質といっしょに排出されます。
ターンオーバーの乱れでうまく古い細胞が排出されなければ、メラニンも排出されず、
このような状態が長く続くとメラニン色素が沈着し、シミやソバカスの原因になります。
【毛穴が詰まってニキビができやすくなる】
ターンオーバーが乱れることで、はがれ落ちない古い角質が毛穴に詰まり、ニキビができやすくなります。
特に、ターンオーバーのサイクルが早く未成熟な細胞が作られている場合、
はがれ落ちる機能も弱いため、毛穴に溜まりがちとなるでしょう。
古い細胞と皮脂で角栓ができ、毛穴が目立つばかりか、詰まった毛穴の中でアクネ菌が増殖し、炎症を起こしてニキビになってしまいます。
【肌のバリア機能が失われて肌トラブルを引き起こす】
ターンオーバーが乱れると、外部の刺激から肌を守るバリア機能が低下します。
紫外線や摩擦、ほこり、花粉、乾燥といった外部刺激によって、さまざまな肌トラブルが起きる可能性があるでしょう。
例えば、肌のかゆみ、乾燥、赤み、シワ、シミ、ニキビが増えるなど
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